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地域活性化

そば半が鴨料理をメインとした看板商品を開発

2013/12/04 [12月05日号掲載]

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北海道産無農薬有機栽培の十割そばを提供する”そば酒房 そば半”を展開する㈱味匠(静岡市駿河区高松1─18─2、興津 等社長)は、他店との差別化をはかるため鴨料理をメインとした看板商品の開発を強化する。鉄板で焼いたジューシーな鴨肉や、鴨肉をあっさりとしたポン酢で食べる趣向を凝らした鴨料理を提供する。
 石田街道沿いにある”登呂そば半”に続き、2店舗目となる馬渕そば半もオープン。定番メニューの十割そばを使った”遺跡そば”をはじめ、焼き鴨肉が味わえる”鴨汁遺跡”や、鴨肉を焼きながら味わう焼き鴨遺跡など、鴨料理をメインとした一品料理を取りそろえ、真空調理法によって料理された鴨や新鮮な魚を素材とした日替わりメニューも好評を得ている。
 店舗の運営管理や調理、メニュー開発などを手がける店主の興津大介さんは、「静岡県内は他県に比べて蕎麦屋が多く、市内には銘店と呼ばれる店から、多店舗展開するファストフード的な店まで数多い。そのような競合がしのぎを削るエリアのなかで自分の店の強みは何かを考えた時に、十割そばと鴨肉を他店との差別化にしようと考えました。将来的には、そば半といえば鴨肉、美味しい鴨肉を食べたいからそば半に行こう、といわれるようなお店にしていきたい」と意気込む。
 今年で13年目を迎える”そば半”。「他店との差別化と圧倒的な強みをつくることを目指し、これまでにもインパクトのある看板メニューの開発を進めてきた。何よりもお客さまに対して粋に食べていただけるような”そば半”ならではのオリジナリティを追求していきたい」と店主の興津大介さんは考えている。
 営業時間11時~14時30分、17時~21時30分、火曜定休
●問い合せ、054・269・5536
 http://sobahan.jp/