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【エクラタン】カンヌと姉妹都市・静岡市を「ロゼワイン」のまちに!!合同会社設立し、南仏ロゼワインの専門輸入卸を開始

2019/11/05 [11月05日号掲載]

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 静岡市でフランス情報フリーペーパーを発行する「エクラタン」は、「ロゼワインのまちSHIZUOKA」を目指した合同会社ティモを設立し、屋号を「ラ・メゾン・ド・ラ・ピコル」(南仏ロゼワイン専門輸入卸、静岡市葵区鷹匠)と定めた。10月に酒販免許を取得し、活動を本格化している。業務執行社員にエクラタン編集長の山本ひとみ氏が就任した。

 エクラタンでは毎年、静岡市の姉妹都市であるカンヌ市を中心とした南フランスを訪問し、市民交流やフランス語の短期留学などを企画してきた。そんな中、南フランスでは特に「ロゼワイン」が愛されていることに着目し、カンヌ市の姉妹都市である静岡市を「ロゼワインのまちに!!」という思いが強くなってきた。そして、このほど「南フランスの人々の人生の喜びが凝縮されたロゼワイン」と出会い、その輸入を始めることになった。

 

南フランスといったら、ロゼ!

静岡市に南フランスの文化を!!

 南フランスはロゼワインの本場。ロゼは、食前酒として楽しむのはもちろん、幅広い料理とのマリアージュを叶えてくれる万能ワインだ。トマトやオリーブ、ズッキーニ、そして新鮮な魚介類など、太陽の光が降り注ぐ南フランスならではの食材との相性は抜群だという。そして、肩肘張らずに楽しめる、カジュアルなワインがロゼの特徴。「ロゼは静岡市にマッチしたワイン」だと考えている。

 フランスは世界のロゼ生産量の約3分の1を占めており、消費量ともに世界一。それだけロゼが親しまれている。ただ、静岡をはじめ、国内の一般的なレストランや居酒屋では、ロゼを扱っているところが少ない状況なことから、ロゼを通じて南フランスの文化を静岡市に定着させたい考えだ。