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【エリアマーケティング研究所】ウィズコロナのおまちメディア感染症拡大防止モデルのデジタルサイネージを提案

2020/08/20 [08月20日号掲載]

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 ㈱エリアマーケティング研究所(静岡オフィス=静岡市葵区研屋町16─1103、松下和弘社長)は、感染症拡大防止モデルのオートディスペンサー(ハンドウォッシュ)+体温自動検知機能付きデジタルサイネージ「D─Clean NW」の導入を、オフィス、学校、ホテル、食品スーパーなどに提案していく。

 デジタルディスプレイ搭載で、予防対策のPRを行い、消毒液などを入れられるオートディスペンサー機能搭載で「手洗い」もでき、高性能赤外線IRセンサー内蔵で体温を測定できる画期的なモデルだ。

 触ることなく自動噴射位置に手をかざすだけで、オートディスペンサー機能により消毒液等が自動噴射される。(オートディスペンサー容量は1ℓ〈噴射量0・5㎖/約2000回〉)。そしてハンドウォッシュしている間に体温を自動測定する。また、37・5℃以上の人の検温結果があった場合、LINEのプッシュ通知でお友達登録者に通知が行く。さらにオプションの体温管理アラート機能では、サイネージ上部のLEDポールで設定した温度によって、緑・黄色・赤とランプで体温を知らせる。同製品は、自立式のモデルと壁掛けモデルの2種類から環境に合わせて選べる。

 同社は、設置場所に合わせて伝えたい情報を、ピンポイントで配信できる街角メディアとして注目を集めている「デジタルサイネージメディア事業」を推進している。同社が開発運営する「MEDIA・VISION®」は、最大42インチの映像パネルとA4判の冊子が収納できる12個のポケットを備えていることが特徴で、市内の大型商業施設に設置されている。

 本サイネージ事業の目的は、街を活性化するための情報発信ができる地域メディアをつくるため。松下社長は「ウィズコロナに対応したおまちメディア化を目指していきます」と語る。