静岡の企業情報

地域活性化

【CSAtravel】“静岡の魅力を感じるおこもり滞在プラン”で宿泊需要を喚起

2020/11/05 [11月05日号掲載]

Pocket

 静岡市中心市街地で『ビル泊』を運営する㈱CSAtravel(静岡市葵区御幸町3─21、小島孝仁社長)は、Go To Travelキャンペーンに併せて、“静岡の魅力を感じるおこもり滞在プラン”(キル フェ ボン・ビル泊限定タルト付)の販売をはじめた。静岡が誇るフルーツタルト専門店キルフェ ボンの限定スイーツが味わえる滞在プランとなっている。

 静岡市中心市街地に点在する商業ビルの1フロアをラグジュアリーな客室にリノベーションした分散型ホテルとして2020年4月に開業した『ビル泊』。ラグジュアリーな空間で上質な宿泊体験をしてもらうことで、非日常の時間を味わってもらうのが狙い。

 静岡市中央商店街連合会(久保耕介会長)とタッグを組み、静岡県内では唯一、中小企業庁の“商店街活性化・観光消費創出事業”に採択された。中心市街地の紺屋町や呉服町、鷹匠など、4カ所に点在する商業ビルの1フロアをラグジュアリーな客室にリノベーションした。客室の面積は通常のホテルと比べてもゆったりと余裕のある空間が特長で、客室は55〜99㎡。定員は4〜7人と、取引先の接待などにも利用できる。

 これまで『ビル泊』では、“静岡の街に泊まる、街を楽しむ”をコンセプトに地域密着型の宿泊プランやイベントなどを提案してきた。コロナ禍では、“おこもり滞在”のニーズが増加傾向にあることから、静岡の魅力を安心安全、気軽に味わってもらいたいと考え、同プランを企画したという。

 その第1弾として、キル フェ ボンとのコラボプランを発表した。このプランでは、ビル泊限定ハート型タルト(ホールサイズ17㎝、季節によって使用するフルーツが異なる)、大きなスクリーンでNetflix見放題、HUGCOFFEEのオリジナルコーヒー、和田長治商店のお茶と静岡茶クッキー、 自撮り棒レンタルなどの特典を用意する。