「地域の課題解決を支援することで社会に貢献したい」。2020年12月、日本屈指の茶どころとして知られる川根本町で、茶産地の復興と日本茶の消費を拡大するための事業を手がける㈱クラフト・ティーを設立した。現在は、タバコの箱をモチーフにしたパッケージが話題の粉末茶『Chabacco(ちゃばこ)』やお茶のサブスクリプションサービスなど独自の事業を展開している。今回は㈱クラフト・ティーと中小企業の経営コンサルティングを手がける㈱経営参謀の代表取締役を務める新谷健司社長の経歴と現在の取り組みを紹介する。

 

■略歴

新谷 健司(あらや けんじ)

1978年8月1日生まれ。藤枝市出身。システムエンジニア、経営コンサルタントを経て、2015年11月に㈱経営参謀を設立し、代表取締役に就任。400社を超える中小企業の経営者支援を行う。2017年から川根本町の活性化に携わるようになり、2020年1月、㈱KAWANEホールディングスを設立し取締役に就任(現在は退任)。複数のお茶関連事業を立ち上げる。2020年12月、KAWANEホールディングスからスピンアウトする形で㈱クラフト・ティーを設立し、代表取締役に就任。現在に至る。