炭火焼肉慶州、韓食房おんどる(東静岡店・藤枝店)、ホルモン焼やまだ(鷹匠店・昭和町店・富士駅前店)など飲食店を多店舗展開する㈲慶州。今年9月には慶州精肉店をオープンするなど事業のすそ野を広げている。これらの店舗のルーツとなったのは、1977年に山田将弘社長の父・光敏氏が脱サラしてオープンした小さな焼肉店だった。両親が働く姿を間近で見ながら育った山田社長は〝目の前にいるお客さんに喜んでもらうこと〟そして〝家族と過ごす時間を大切にすること〟に主眼を置き、店舗を運営している。今回は、山田社長の飲食店経営の考え方について話を聞いた。

 

■略歴

山田 将弘(やまだ まさひろ)

1978年8月1日、静岡市生まれ。静岡県立西高等学校卒業後、東京の大学に進学するも中退し、韓国に留学。西江(そがん)大学校に進学する。現地で韓国語と韓国料理を学び、2000年に帰国。2002年、韓食房おんどるの立ち上げ、運営に携わる。2020年、㈲慶州の代表取締役に就任し現在に至る。趣味は、ギターとキャンプとバイク。人生のモットーは、家族とともに過ごす時間を大切にすること。