焼津商工会議所の第23期会頭に赤阪全七氏が就任した。3期9年にわたって副会頭職を務めた豊富な経験に加えて、老舗企業のトップとして幅広い人脈をもつ赤阪氏への地元経営者の信頼は厚い。市街地の活性化や水産業の振興、防災対策など、重い課題が山積する焼津市。いずれも行政と商工業者が一体となって対処しなくては解決できない難題だけに、明るく行動力のある新会頭の手腕に寄せられる期待は大きい。

 

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■略歴

赤阪全七(あかさか・ぜんしち)
1942年1月12日生まれ、焼津市出身。青山学院大学経済学部卒。1968年4月㈱赤阪鐵工所入社、取締役社長室長、常務取締役営業本部長、代表取締役副社長を経て2000年6月代表取締役社長、現在に至る。この間、一般社団法人日本舶用工業会会長や社団法人日本船舶品質管理協会会長をはじめ業界の要職を数多く務める。2004年から12年まで3期9年間、焼津商工会議所副会頭。