今年4月に代表取締役頭取に就任した。新型コロナウイルス感染症の影響で、地域経済が深刻な打撃を受ける中、「とにかく今は、経営を維持するための資金繰り支援をしていくことがわれわれの役目」と話す。今回はこれまでの経歴と、国難ともいえる状況を乗り越えるために、頭取としてどのような舵取りをしていくのか話を聞いた。

 

■略歴

岩山靖宏(いわやま やすひろ)

1964年、富士市生まれ。1988年3月、立教大学経済学部卒業。同年4月、㈱清水銀行に入行。2005年に富士駅南支店長に就任。以後、経営企画部長、常務執行役員(中部静岡地区駐在・総合統括部長)、取締役総合統括部長などの役職を経て、昨年5月に代表取締役専務、今年4月1日に代表取締役頭取に就任した。趣味は「上手くはない」ゴルフ、「新たな発見ができる」旅行や街の散策。