サンダルやシューズの部材を製造していた㈱水鳥工業。現在は、洗練されたデザインの下駄が主力商品となっている。2019年に代表取締役社長に就任した水鳥友紀子氏は、入社以来、会社の風土改革に着手し社員の意識に変革をもたらしながら、さらに新たな事業展開を模索している。その目指すところはどこなのか、話を聞いた。

 

■略歴

水鳥 友紀子(みずとり ゆきこ)

1978年生まれ。42歳。英和女学院高等学校卒業後、東京の短大へ進学。その後、美容専門学校へ。横浜のヘアサロンで勤務。2007年に静岡へ戻る。2012年、後継者として水鳥工業に入社。社内風土の改善に尽力し、2014年、専務取締役に就任。2019年、代表取締役に就任し、現在14人の従業員を率い、新アイテムの開発も積極的に行う。プライベートでは4歳の男の子の母親。