世界70カ所を超える海外事務所と40以上の国内拠点のネットワークで国と企業をつなぎ、日本企業の国際展開や海外企業の日本への投資を支援している日本貿易振興機構(ジェトロ)。2015年度からは新たな中期計画も策定し、政府の最重要課題である地方創生の実現に向けて、具体的な成果を出すべく取り組んでいる。主な事業は農林水産物や加工品の輸出支援、中堅・中小企業の海外展開支援、外国企業の日本への誘致の3つ。今年2月には水産物に特化した輸出商談会を焼津市で開催した。「ジェトロ静岡では、水産物の商談会は初めてだったのですが、20社ほどの地元企業にご参加いただき、活気のある商談会となりました。秋には日本茶に特化した輸出商談会をジェトロ浜松と連携して開く予定ですが、こちらも例年以上の盛り上がりを期待しています」。

 東南アジアや欧州、アメリカなど海外市場への問い合わせは毎日入ってくるそうで「海外展開への関心の高さを感じます」。今年1月の着任から4カ月。管轄する県内中東部については「思った以上に広く、企業の強みやニーズも多種多様」と印象を話す。「今後もいち早く企業の現状を把握して、様々なツールで県内企業を支援していきたい。貿易や投資に関する相談も随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください」と力を込めた。

 

[プロフィール]

1971年生まれ、神奈川県横浜市出身。日本貿易振興会入会後、2007年日本貿易振興機構海外調査部調査企画課課長代理、2009年ドイツ・デュッセルドルフ事務所調査部長などを経て2015年1月から現職。趣味はテニス、旅行。