1932年の開業以来、地元の人たちに愛され続けている老舗百貨店、松坂屋静岡店。その新たな顔となる店長に就任して1カ月が過ぎた。静岡勤務は初めて。「静岡市は、駅に近い中心市街地に大型商業施設や商店街が集中している、まさに素敵なコンパクトシティ。商店街も元気ですね」と印象を話す。本社営業企画部の責任者として、札幌から博多までJFRグループ傘下の百貨店や関連企業の宣伝・販売促進活動を統轄してきた。今では大丸・松坂屋の公式キャラクターになっている“さくらパンダ”の仕掛け人でもある。

 百貨店業界は“爆買い”に象徴される好調なインバウンドと、株高による富裕層の購買意欲の高まりで首都圏を中心に売上が好調という。静岡でも官民一体で海外からの誘客に力を入れており「その成果は、これから確実に出てくると思います」と期待を寄せる。

 営業面では今後、特に外商部門を強化していきたいと強調する。「常にお客さま目線で、お客さまに寄り添う外商は、海外のラグジュアリーブランドも注目している営業スタイル。これをさらにバージョンアップして、接客に取り入れていきたい。“目配り・気配り・心配り”という私たちならではの強みを接客の現場で発揮し、“おもてなし”の力で静岡を元気にする、そんな百貨店を目指します」と力を込めた。

 

 

[プロフィール]

小山真人(こやま・まさと)

1960年生まれ、東京都出身。1985年に松坂屋入社後、名古屋店に勤務。外商部で12年間大手自動車メーカーを担当した。その後、広告宣伝・販売促進の部門に異動。2015年のJFRグループ発足後は、東京本社でグループの販売促進事業を統轄した。前職は営業本部営業企画室営業企画部長。