2025年4月19日、清水河岸の市で、新たな「いちば館」がグランドオープンを迎えた。清水河岸の市協同組合の理事長、深澤寿昭氏は、これを機に、年間120万人の集客を目指す。自身が経営する㈱ふかくらも、工場併設の直売所や月一回開催する「干物朝イチ」が好評だ。清水のまちの活性化を担う、今後の抱負を伺った。

 

■略歴

深澤 寿昭(ふかざわ としあき)

1958年3月7日、旧清水市生まれ。1982年、慶應義塾大学工学部卒業。同年、㈱山武ハネウェル(現アズビル㈱)に入社。1990年12月、㈱深沢水産に入社。1991年9月、㈱ふかくらに改組、同社代表取締役に就任。清水水産加工業協同組合専務理事に就任。2011年、清水河岸の市協同組合の設立と同時に、理事長に就任、現在に至る。㈱ふかくらの社訓は「誠実がなくなると商いはひからびる」。