地方銀行の中でもいち早くグループ経営を強化してきた静岡銀行。2022年10月には持株会社体制に移行し、地域や顧客の課題解決や地方創生への取り組みを、スピード感を持って進めている。大きく変化する時代、変わらないのは地域とともにあるという本質だ。静岡銀行の第12代頭取、八木稔氏に、就任にあたっての思いや今後の抱負を伺った。

 

■略歴

八木 稔(やぎ みのる)

1963年5月7日生まれの59歳。静岡市出身。1987年慶応義塾大学経済学部卒。同年4月㈱静岡銀行入行。2004年6月経営管理部人事開発グループ長、その後新通支店長、焼津支店長などを経て2014年6月取締役常務執行役員に就任。2020年6月代表取締役専務執行役員、2021年6月代表取締役副頭取、2022年10月㈱静岡銀行代表取締役 取締役頭取、㈱しずおかフィナンシャルグループ取締役執行役員に就任、現在に至る。趣味は寺社仏閣巡り。