コロナ禍によってひっ迫した事業者らを救うため、スピード感ある融資に重きを置いた金融政策活動から、コロナが落ち着いた今、本来の主旨である民間金融機関との協調融資中心の活動に戻りつつあるという㈱日本政策金融公庫。とはいえ、コスト高・原料高など企業を取り巻く経済状況は依然厳しい状況にある。今年4月に静岡支店の支店長兼中小企業事業統轄に就任した岩間徳英氏に、静岡の経済状況やこれからについて話を聞いた。

 

■略歴

岩間 徳英(いわま のりひで)

1969年8月6日、東京都生まれ。明治大学付属明治中学、高校、明治大学を卒業後、92年に中小企業金融公庫(現㈱日本政策金融公庫)に入庫。旧本店営業部(現東京支店)、東大阪支店、高知支店、埼玉支店、秋田支店、旧本店営業部(現東京支店)、神戸支店、水戸支店、東京支店、宇都宮支店を経て今年4月に静岡支店に赴任。中小企業事業統轄は宇都宮支店から、支店長兼中小企業事業統轄は静岡支店から就任。趣味は海外旅行。