今、医療業界は2025年を目前に控え、後期高齢者増加への対応という課題に直面している。2024年には医師の働き方改革も施行されるため、医療現場の状況が大きく変わることは想像に難くない。創業以来、医療機器販売を通して地域医療を支え続けている協和医科器械㈱は、2022年、住吉進也氏が社長に就任。さまざまな課題と向き合いながら社内改革を進めている。今後の業界の変化への対応や抱負などを伺った。

 

■略歴

住吉 進也(すみよし しんや)

1962年、静岡市清水区(旧清水市)生まれ。大学卒業後の1985年、協和医科器械㈱に入社。2002年内視鏡営業部長、2010年甲府支店長を経て、2012年㈱栗原医療器械店に出向、東京千葉エリア営業統括を務める。その後2014年愛知営業本部長、2019年執行役員、2020年取締役、2021年取締役副社長執行役員を歴任し、2022年9月13日より現職。