少子高齢化で働き手が減少する時代、社員の健康を守りより長く働ける環境づくりの重要性は増す一方だ。清水法人会青年部会は、2023年11月10日、山形県で開催された全国青年の集いで、健康経営部門の優秀賞を受賞した。その活動内容は、企業が健康経営を取り入れる上でも参考になる。部会長として2年目を迎える髙野光之氏に、健康経営への取り組みや部会長として果たすべき役割、課題についてうかがった。

 

■略歴

髙野 光之(たかの みつゆき)

1977年3月11日、静岡市清水区生まれ。東海大学付属工業高等学校(現東海大学付属翔洋高等学校)卒業後、コンピュータシステムに興味を持ち、名古屋の専門学校と情報大学で学ぶ。車に関する仕事で働きたいと、大手カー用品販売店に就職し2年ほど勤務。父が体調を崩し、23歳で家業の㈲ハリカ清水に入社する。28歳で専務取締役に就任。2017年、清水法人会青年部会に入会。2023年4月より青年部会部会長を務める。