静岡駅北口に地下1階、地上15階建ての新たな再開発ビルが誕生した。その4階から13階に学校法人静岡理工科大学(SISTグループ)が入居し、静岡駅前キャンパスが開校。理事長の杉浦哲氏はこの機会を第二の建学と位置づけ、80年以上積みあげてきた静岡理工科大学グループの教育力を元に、次代に向けた変革と地域連携をさらに深めると言う。ビジネスの世界で培った経験を生かして、サステナブルな教育機関の基盤づくりに邁進する新たな挑戦だ。

 

■略歴

杉浦 哲(すぎうら  ひろし)

1951年6月1日東京生まれ。幼少期に静岡市へ。静岡県立静岡高等学校、東京大学法学部卒業。1975年、日本郵船㈱入社。2008年、同社代表取締役副社長に就任。2010年、新和海運㈱(現NSユナイテッド海運)代表取締役社長に就任。2017年、日本船主責任相互保険組合理事長に就任。2021年10月、学校法人静岡理工科大学理事、評議員就任。同法人副理事長を経て、2022年6月より現職。学生時代から冬は毎年スキーを楽しむ。