静岡県建設業協会の会長に就任した木内藤男氏。建設業を取り巻く環境は良くなりつつあるようだが、技術者不足や原材料価格の高騰といった早急に取り組むべき課題や、業界自体が抱えている問題も少なくない。「すべての命題を協会で解決できるわけではないが、次世代を担う逸材が育ってきており、若い世代が伸び伸びと活躍できる場を提供し、最適なタイミングでバトンタッチすることが、私の使命だと思っている」と語る木内氏。業界の舵取りをどのように行っていくのか、その取り組みについて話を聞いた。