4月3日㈮から5日㈰に開催する第59回静岡まつり。「ここ駿府(静岡市)で、大御所・徳川家康公が家臣を連れて花見をした」という故事に倣い、「大御所花見行列」をメーンに、桜の花咲く頃のおまつりとして、市民に親しまれている。まつりは第40回から、それまでの行政等の主導から、市民で組織する実行委員会形式のおまつりとなった。「市民が参加する」をキーワードに、城下総踊りの「夜桜乱舞」や全国各地の家臣が駿府城を目指す「駿府登城行列」をはじめ、駿府城公園内では大演舞場やまつり小路などさまざまな催しが展開されている。20年が経過する来年の「第60回」からはさらに〝新たなおまつり〟に再変革するための協議に入っている。40回から〝市民のおまつり〟をつくったメンバーの一人、静岡まつり実行委員会、青山弘己実行委員長に話しを聞いた。