世界規模で広がっているといわれる不妊症。少子高齢化と同時に晩産化が進んでいる日本の状況はとても深刻で、不妊症に悩む夫婦が増えている。俵IVFクリニックは、県内最大級の不妊治療専門医院。開院以来、約7年間で約3000組の、子どもに恵まれなかった夫婦の妊娠を成立させている。これは常勤医師が1人という環境下では、全国的に見ても驚異的なペースだという。3月にはより充実した設備と体制を整えた新医院をオープンした。今後は不妊症の予防へ、啓発活動にも力を入れていく。俵史子理事長に、不妊治療への強いこだわりを聞いた。