今年で設立16年目を迎える創業支援施設SOHOしずおか。昨年7月、奥山昌宏氏が同施設の6代目インキュベーションマネージャーに就任した。ちなみにインキュベーションとは英語で“卵が孵化(ふか)する”という意味。文字通り、これから起業をしたいという人を、様々なカタチで支援する要の役割を担う。今回は奥山マネージャーの経歴とSOHOしずおかの取り組みについて話を聞いた。

■略歴

奥山昌宏(おくやま まさひろ)

1962年静岡市生まれ。静岡県立静岡高等学校、静岡大学人文学部経済学科卒業。1986年㈱静岡銀行に入行、最初の勤務地は浜松支店。1989年見付支店に異動した後、1991年日本開発銀行(現㈱日本政策投資銀行)審査部に出向。1993年静岡銀行に戻り、調査部へ。以後東京支店、呉服町支店の勤務を経て、2007年に企業サポート部調査グループに配属される。SOHOしずおかインキュベーションマネージャーには2015年7月に就任した。