1945年の創業以来、“薬品と建材の和から、より豊かな未来を。”のコーポレートスローガンのもと、化学工業薬品の提供と建設基礎材の提供・基礎工事の施工を2本柱に着実な歩みを続けている専門商社の松林工業薬品㈱。昨年10月には約30年ぶりとなるトップ交代で、43歳の松林崇氏が社長に就任した。環境保全活動やサービスの品質向上にいち早く取り組んできた同社。社内の若返りを図るなど、早くも次の時代を見据えた経営を積極的に進める松林崇社長に話を聞いた。

■略歴

松林崇(まつばやし たかし)

1972年5月28日、静岡市駿河区出身。1997年3月シアトル大学を卒業後、同年4月松林工業薬品㈱に入社。2003年10月取締役総務部長、2010年10月常務取締役を経て2015年10月代表取締役社長に就任。経済同友会静岡協議会会員。趣味はゴルフ。