任期満了に伴う人事異動で、今年4月経営学部の新学部長に丹羽由一氏が就任した。自ら考え、自ら行動し、成果を上げることができるビジネスマンを育成するという、静岡産業大学が掲げるミッションの実現に向け、企業や地域が抱える課題をPBL(課題解決型学習)で解決に導く“実物教育”で即戦力として活躍できる人材の輩出に力を注ぐ。「学生はどんどん外に出るべし」と話す丹羽氏。地域と学生の連携にも積極的に取り組んでいる。

■略歴

丹羽由一(にわ よしかず)

1954年12月13日、名古屋市出身。東京大学経済学部卒業後1977年日本開発銀行入行。ハーバード大学客員研究員、大蔵省シニアエコノミスト、日本政策投資銀行シンガポール首席代表などを経て、2008年6月九州大学大学院経済学研究院教授。2011年4月静岡産業大学経営学部教授、2016年4月同大学経営学部学部長に就任した。銀行マン当時は出張マニアとよばれ、東京や名古屋、福岡、ボストン、シンガポールと多くの都市に赴任経験を持つ。自宅は東京、静岡には単身赴任中。趣味は街道ウォーキング