静岡県中部地区の経営者103人でつくる静岡経済同友会静岡協議会の代表幹事にこの4月、浅原諒蔵氏が就任した。任期は2年。1年目となる今年度は、市川照前代表幹事が昨年取り入れた、委員会に重きを置いた活動をさらに充実させていくとともに、東西の各協議会と連携して、共通テーマでもある“ひと”の問題に焦点を当て、企業人の立場から行政に積極的に政策提言できる組織づくりに取り組む。新しいリーダーとなった浅原氏に、意気込みを聞いた。

■略歴

浅原諒蔵(あさはら りょうぞう)

1951年10月14日、静岡市駿河区出身。64歳。1975年3月東京経済大学経営学部卒業後、澁澤倉庫㈱に入社。1991年4月平和倉庫㈱(現平和みらい㈱)に入社後常務取締役、専務取締役を経て1994年代表取締役社長就任。静岡県倉庫協会理事・副会長、(一社)日本倉庫協会評議員、静岡商工会議所常議員など業界団体・地元産業界の公職多数。長年の業界功労により2012年国土交通大臣表彰を受けている。静岡ロータリークラブ会員。