経済人の立場から政治や経済などの問題を話し合い、志太地域の活性化と発展に貢献していこうという志太経済懇話会の2016年度会長に、渕脇一啓氏が就任した。任期は2年。今年は進展が期待される北方領土問題に着目し、研修等を通じて今日の日本が置かれている状況を学ぶとともに、会員の地域貢献力向上につなげていくことを目指す。さらに会員数100人達成に向け、新会員の拡大活動にも力を入れる。「誰でも主役になれるのが懇話会の魅力」と話す渕脇氏に、今年1年にかける意気込みを聞いた。

■略歴

渕脇一啓(ふちわき かずひろ)

1958年1月17日、鹿児島市出身。58歳。精神科の医師だった父親が1967年に焼津病院を開業したのに伴い、幼少時静岡県に転居。聖光学院中学・高校から京都の短期大学に進学し京都市内で自営業を営む。1999年11月焼津病院に就職。企画部長、常務理事を経て現在医療法人社団高草会理事長。2003年には、障がい者の社会復帰を支援する社会福祉法人高風会を開設、同理事長を兼務する。