藤枝商工会議所第21期会頭に、山田壽久氏が就任した。3期9年にわたって副会頭職を務めた豊富な経験に加えて、地元企業のトップとして幅広い人脈を持つ山田氏への地元経営者の信頼は厚い。中心市街地の再開発が進む藤枝市は暮らしやすい魅力的なまちとして発展を続けている。とはいえ商工業者の高齢化に伴う後継者不足、創業支援、地域連携など会議所が取り組むべき課題は多い。持ち前の明るさと行動力に大きな期待が寄せられる。

■略歴

山田壽久(やまだ としひさ)

1949年12月24日生まれ、藤枝市出身。明治大学工学部建築学科卒。1972年4月株式会社山田組入社、常務取締役を経て1991年6月代表取締役社長に就任、現在に至る。この間、一般社団法人静岡県土木施工管理技士会会長や一般社団法人島田建設業協会理事、一般社団法人静岡県建設業協会理事(いずれも現職)など業界の要職にある。2004年から16年まで通算3期9年間、藤枝商工会議所副会頭。藤枝南ロータリークラブ会長。