『第16回清水映画祭』が11月18日から30日まで、MOVIX清水とJR清水駅西口の夢町座に加え、清水文化会館マリナートの3会場を舞台に開催されている。「混迷していく現代、映画の力。」と付されたメッセージには、湧き上がる映画への情熱をこのイベントに注ぎ続ける一人の男の想いが込められている。上田紘司氏。26年前に清水映画祭を立ち上げ、ボランティアの手で独自色の強い映画祭を打ち続ける、静岡の映画シーンのキーマンだ。

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■略歴

上田紘司(うえだこうじ)

1943年12月11日生まれ、(旧)清水市出身。早稲田大学第二文学部演劇学科卒。TBSにてテレビドラマのアシスタントディレクター、静岡第一テレビにてディレクター、事業部長職などを務める。1987年に清水映画祭運営委員会を設立、1987年11月に第1回清水映画祭を開催。以降26年間で16回の同イベントを企画・運営している。