マンション入居者だけでなく、さまざまな分野の専門家や団体、個人が連携して、快適なマンションライフと安心・安全なまちづくりを推進していこうという支援交流組織“一般社団法人マンションライフ支援ネットワークしずおか”がこの4月で設立から丸1年を迎える。県内では唯一となるこの団体は、12年前にマンション管理士事務所を立ち上げた小泉氏が中心となって当時から構想を練ってきた念願の組織だ。現在会員は60人。発足から2年目を迎え、ネットワークの輪をさらに広げようと意気込む小泉氏に話を聞いた。

■略歴

小泉健司(こいずみ けんじ)

1946年6月1日、静岡市出身。71歳。1969年明治大学政治経済学部卒業後、関西本店の銀行に入行。東京、大阪、神戸などの支店に勤務するも破たんにより退職。その後静岡市のビル・マンション管理会社勤務の傍ら、2005年マンション管理士資格を取得。翌06年起業してマンション管理士事務所“LLPマンションサポート静岡”を設立する。マンションに関わる業界関係者や専門家とともに17年4月、“一般社団法人マンションライフ支援ネットワークしずおか”を設立し、代表理事に就任した。