起業を考えている人や起業後間もない人、新事業に取り組もうとしている中小企業の支援活動に取り組んでいる静岡市産学交流センター。今年4月から、SOHOしずおかの事業を加えたほか、静岡商工会議所と連携を密にするなど組織体制を強化した。髙橋節郎氏は、静岡銀行、静岡経済研究所を経て、2016年にセンター長に就任。「当センターに相談に来られた方々のビジネスがうまく進んでいくことが何よりの喜び」と話す髙橋センター長に話を聞いた。

■略歴

髙橋節郎(たかはし せつろう)

1952年12月22日、浜松市生まれ。1971年静岡県立浜松北高校卒、1975年慶応大学経済学部部卒業。同年4月静岡銀行に入行し、浜松支店に配属される。1980年国際部、1990年ニューヨーク支店に異動。同支店では次長、副支店長を経て、1994年から支店長を務める。帰国後、国際部副部長、営業統括部国際業務グループ長を務めた後、2001年に一般財団法人静岡経済研究所に出向。2005年理事、2007年から常務理事を務める。2015年6月同研究所を退職、同年7月から静岡産学交流センターにプロジェクトマネージャーとして勤務、2016年同センター長を兼務し、現在に至る。