『物流を通して社会に貢献する』という経営理念のもと、貨物の輸出入や国内配送、倉庫業など総合物流事業を手がける清和海運㈱。今年6月、父・宮崎總一郎氏(現・代表取締役会長)から事業を引き継いだ宮崎祐一社長は、〝付加価値の高い物流サービスをお客さまに提供する〟ことを目指し、組織力の強化や社員の意識改革に取り組んでいる。今回は代表取締役に就任するまでの経緯と、同社の経営方針について話を聞いた。

■略歴

宮崎祐一(みやざき ゆういち)

1973年8月15日静岡市生まれ。1992年静岡聖光学院高等学校、1998年早稲田大学社会科学部卒業。同年4月丸全昭和運輸㈱(神奈川県横浜市)に入社。清和海運㈱には2005年10月に入社し、2008年取締役、2014年専務取締役を経て、2018年6月に代表取締役に就任した。趣味は登山とゴルフ。