家具生産地 静岡で、アールヌーボーを取り入れたオリジナルデザインの国産“猫脚”家具『カンティーニュ』を手がける松永工房。2003年からスタートしたスタイリッシュでラグジュアリーな“モダン”家具のシリーズをはじめ、松永工房ならではの独創的な家具を手がけてきた。「私たちが信じる、より美しく、より綺麗で、見る人に感動を与えられる家具づくりを貫いてきました。これまでブレずにモノづくりを続けてこれたのも取引先さまやお客さまはもちろん、社員たちに恵まれていたからこそ」と話す松永社長に話を聞いた。

■略歴

松永 武士(まつなが たけし)

1970年6月17日生まれ、静岡市葵区出身。1988年3月、静岡北高等学校を卒業。卒業後、東京都内でフリーターをしながら自由人として暮らしていたが、ある時、「地に足がついた職に就きたい」と思い、北海道に定住して酪農や野菜づくりをはじめる。26歳になったのを機に、地元静岡に戻り家業を継ぐ。入社以来、営業・企画部門を担当。2004年3月、代表取締役社長に就任。“猫脚”家具『カンティーニュ』シリーズの新作や、2003年には“モダン”家具のシリーズを福間健太郎氏と立ち上げるなど、松永工房のブランディングや取引先の拡大に注力してきた。