マンションや商業ビルなど大型建物を中心とした給排水設備の保守・メンテナンス事業を手がける㈱エスバイエス。営業ノルマなしで連続黒字収支、有給消化率100%、社員の労働意欲を高める取り組みが評価され、今年2月に第3回働きやすく生産性の高い企業・職場表彰において『キラリと光る取り組み賞(職業安定局賞)』を受賞した。今回は社員を大切にする企業経営や働きがいのある職場づくりについて、創業者である定石社長に話を聞いた。

 

定石 明(さだいし あきら)

1959年9月5日、静岡市生まれ。静岡市立高等学校卒業後、大東文化大学経済学部に進学。1982年に卒業し、日本電信電話公社(現NTT)の関連会社に就職。電電公社グループが所有する建物のビルメンテナンス業務に携わる。10年勤務した後、退職。1992年に㈱エスバイエスを設立した。趣味は居合道や杖道など古武道。居合道は4段の腕前。