金属やセラミックを加熱・加速し対象物に吹き付け皮膜をつくる溶射。村田ボーリング技研㈱では、溶射技術を使った機械部品などの表面処理加工を請け負っている。創業以来、69期連続で黒字経営を続けるなど業績は安定しているものの、「少子高齢化にともなう生産人口の減少の対策無くして、安定した企業経営はなしえない」と村田光生社長は話す。今回は「『社員を幸せにする会社』になることを目指していきたい」と語る村田社長に話を聞いた。

 

■略歴

村田 光生(むらた みつお)

1957年5月27日、静岡市生まれ。静岡聖光学院高等学校、湘南工科大学卒業。村田ボーリング技研㈱に入社し、名古屋工場に配属される。1990年常務、2000年に代表取締役に就任。2013年4月から法政大学大学院政策創造研究科 坂本光司研究室で“人を大切にする企業経営”について学ぶ。趣味は、ランニング。