今年4月1日、静岡鉄道㈱の代表取締社長に就任した。鉄道・バス・タクシーなど公共交通事業を中心に、不動産、流通、自動車販売、レジャー・サービスなど幅広い事業を展開する静鉄グループのトップとして手腕が期待されている。社員との対話を大切にしながら、地域に必要とされるサービス、そして地域の魅力を高めるための事業に取りくみたいと話す川井敏行社長に話を聞いた。

 

■略歴

川井 敏行(かわい としゆき)

1964年12月4日生まれ。1988年慶応義塾大学商学部卒。同年4月東京急行電鉄㈱(現・東急電鉄㈱)に入社。駅員・車掌を務めた後、財務部で国内外の資金調達・運用の業務に携わる。1995年静岡鉄道㈱に入社。2006年静鉄観光サービス㈱、2010年静鉄保険サービス㈱、2015年静鉄プロパティマネジメント㈱の代表取締役社長を歴任した後、2021年4月に静岡鉄道㈱の代表取締役社長に就任した。