インバウンド情報誌「FIEJA」の発行やイベント、観光企画運営などを手掛ける㈱静岡編集舎。幼少から温泉旅館業に触れ、海外留学や広告代理店など自身の経験から見いだした、新たな価値創造事業「ふじのくに料理屋キッチン」がついにスタートを切った。「静岡にいると、環境が豊かすぎて自覚できないと思いますが、県外や海外に出ると、静岡の魅力が良く分かります」と話す永松典子社長は、地域を巻き込み、新しい料理教室という形で〝美食王国・静岡〟の魅力を発信する。

 

■略歴

永松 典子(ながまつ のりこ)

静岡市生まれ。高校卒業後に海外へ留学。アメリカの短大を卒業後、英会話スクールに入社。東京都内で法人企画部などの勤務を経て、人材派遣会社や広告代理店に転職し経験を積む。より良い子育て環境を求め13年前に家族を連れて静岡に戻り、個人事業主として独立した。静岡県内で発行していた高感度の大人に向けた情報マガジンの編集長として活躍後、2016年に㈱静岡編集舎を設立。静岡の魅力を海外に発信するためのフリータブロイド誌「FIEJA(フィージャ)」の発行や、印刷・ウェブ・映像などの企画・取材・編集制作、イベント企画・運営、インバウンド事業などを手掛けている。現在は、高校生と中学生の2児の母でもある。