「和の食楽 佐平」は、2014年11月に創業。「食しておいしくなければ料理ではない。最高の料理と、最高のサービスを提供する」を理念に、自家製の特濃出汁である「いのちのだし」と季節の食材をふんだんに使った料理を提供している。

 全ての料理のベースとなるのが、店主が師範から受け継いだ「いのちのだし」である。「小さい店でも一流の出汁が取れる」といわれる企業秘密の製法で、毎朝一番で取った「いのちのだし」を使用した茶碗蒸し・お吸い物・味噌汁は、驚くほどの味の深さを実感する。

 店主は東京で長年修業したのち、師範とともに静岡へ来たことがきっかけでこの地に根を下ろした。「今後も地産地消を心がけ、より一層、味を追求していきたい」と話す。現在は折戸ナス、ズッキーニ、ビーツなどを使用した色彩豊かな料理を提供している。10月には松茸を仕入れる予定で、「秋が今から楽しみ」という。

 同店では、昼膳に「おにくコース」、「おさかなコース」、「おひるの会席コース(要予約)」などを、夜膳には本格会席「旬華膳(要予約)」、「本日のおまかせ会席」、酒の肴づくしの「酔誘(すいゆう)」などを用意しており、宴会・会合・慶事・法事での利用も受け付ける(要予約)。また手軽に同店の味を知ってもらいたいとの思いで、お弁当(2日前までに要予約)や、持ち帰りメニューも用意している。

 

■住  所/静岡市駿河区中吉田43-16 足立ビル1F(静鉄「県立美術館前駅」徒歩30秒)

■電  話/054-262-1156

■営業時間/昼膳11:30〜14:00(L.O.13:30)、夜膳17:30〜22:00(L.O.21:00)

■座 席 数/テーブル席10名、カウンター席3名、座敷席28名(個室あり)

■定 休 日/水曜日

■駐 車 場/10台完備