ヒダ物流㈱(静岡市葵区柚木570、肥田隆輔社長)は、移転新築した静岡支社の開所式を行った。
静岡支社はこれまでの静岡市葵区新伝馬から、静岡市葵区安倍口新田566へ移転した。今回の移転は、県道205号線の道路拡張にともなう用地買収がきっかけとなったもので、新たに第二東名静岡インター近くに約2000坪の土地を確保し、トラックステーション、倉庫、事務所を新設した。「2024年問題により、物流業界を取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。創業以来、60余年にわたり〝物流業を通じて地元静岡の産業を支える〟ことを使命と捉え事業に取り組んできました。引き続き地域の発展に貢献できる体制を整えていきたい。今後も皆さまのご指導ご支援をいただきながら、より良い物流サービスを提供してまいります」と肥田社長は話している。
同社は現在150台のトラックを保有し、1日あたり200台を配車している。県内には静岡、浜松、富士の3拠点を構え、荷主から届け先への直送だけではなく、同社の倉庫で一時保管した荷物を運送することで、ジャストインタイムの配送を実現している。「独自の拠点ネットワークを生かすことで、顧客サービスの質を高めています。これからは静岡支社を中部エリアの営業拠点として機能させ、ネットワーク構築と信頼の獲得をさらに強化していきたい」。
静岡支社は8人のスタッフが常駐し、トラック30台とドライバー30人体制となっている。
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