SBSマイホームセンター㈱(静岡市駿河区登呂3—1—1、川端浩之社長)は、SBSマイホームセンター静岡展示場(静岡市駿河区桃園町1—1)内のリフォームプラザに、宅配ボックスのショールームをオープンした。
昨今、物流業界ではドライバー不足が深刻化しており、国土交通省も「置き配」をしやすくするため、標準宅配便運送約款の見直しを検討している。一方で、住宅向けの宅配ボックスの需要も年々高まっており、同社はこうしたニーズに応えるべく、ショールーム開設を決定した。
展示している製品は2万〜3万円台と手に取りやすい価格帯の置き配ボックスだ。実際にサイズや質感、荷物の出し入れのしやすさなどを確かめながら選ぶことができる。インターネットショップを運営するFunStandard㈱(本社福岡県)のアンケート調査によると、宅配ボックスの都道府県別購入ランキングでは1位愛知県、2位東京都、3位神奈川県となっており、静岡県は第9位にランクインしている。「地方都市でも共働き世帯が多い静岡は、今後さらにニーズが高まる地域と考えています」(杉浦敬課長)。
ショールームでは、製品の展示販売だけでなく、補助金の活用や設置に関する相談も受け付けており、施工業者の紹介も行っている。「物流の未来は、事業者だけでなく消費者も含め、社会全体で考えるべき課題です。安全性や利便性を高めるツールとして、宅配ボックスの購入を検討されている方はぜひ足を運んで下さい」と杉浦氏は話している。
- 問い合せ、054・284・1400



