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【日本政策金融公庫】ドルフィンに老人ホーム建設資金を協調融資

2019/06/05 [06月05日号掲載]

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 日本政策金融公庫静岡支店と静清信用金庫は、㈲ドルフィン(本社・静岡市葵区、諏訪正彦社長)に有料老人ホーム建設資金として総額82

00万円の協調融資を実行した。

 ㈲ドルフィンの新たな老人ホームは、静岡市内の老人ホームの需要増に対応するとともに、高齢者が長い間快適に暮らせることを目指した住宅。完成は10月の予定で、建物完成時には総額2億9500万円の融資額になる予定。

 日本政策金融公庫と静清信用金庫は、中小企業・小規模事業者への取り組みを強化するため、企業のライフステージに応じた三つの協調融資商品を取り扱っており、今回は企業の発展を後押しする「グッドチャレンジ発展サポート」での融資を実行した。

 ㈲ドルフィンは2002年に創業、静岡市内三カ所でデイサービス、グループホーム、住宅型老人ホームを経営している。

 

エフピー化成工業に

新工場取得資金を協調融資

 日本政策金融公庫静岡支店と清水銀行富士支店は、エフピー化成工業㈱(本社・富士市、赤澤英郎社長)に新工場取得資金として総額4億円の協調融資を実行した。

 エフピー化成工業㈱はプラスチック製品製造業で、新工場では独自に開発した新素材FPCを用いた床材や、自動車部品を製造する。同公庫では、新たな市場を創出・開拓していくことが期待されるとし、将来の成長性を評価して特別貸付制度「新事業育成資金」を適用した。

 FPCはリサイクルが困難であった難古紙や産廃樹脂を主な原料として再生した新素材。新たなハイブリッド樹脂として今後の需要増が見込まれている。