「おふろcafé bijinyu」を運営する小長井産業㈱(静岡市葵区籠上15─15、小長井光徳社長)は、来年、創業30周年を迎える。「おふろcafé」は、お風呂とカフェが融合したテーマ性のあるリラクゼーション施設。温泉やサウナだけでなく、おしゃれなカフェスペース、漫画・書籍ライブラリー、ハンモック、ワーキングスペースなどが併設された複合施設。落ち着いた空間で、入浴・食事・読書・仮眠・仕事など、利用者の多様なニーズに応える新しいお風呂の楽しみ方を提案する。
今年7月のグランドメニュー改定にあわせ、平日限定のパッケージプランを始めた。フリータイムプラン【館内着付】と食事がセットで税込1980円。食事は6種の特別メニューから1つを選択。
また、年始企画では恒例の「年賀状風呂」(スタッフや顧客が1枚1枚ていねいに書いたヒノキの年賀状をお風呂に浮かべる)を用意。近年、メールやSNSが普及し、年賀状を出す習慣が薄れている。「おふろcafé」ではお風呂で温まるだけでなく、古き良き日本の文化で心も温まってほしいという思いを込めて、1月1〜3日に「年賀状風呂」を毎年開催している。
ほかにも、「お年玉ガチャ」(店内にある大きなガチャにお年玉として豪華な景品をそろえ、1月1〜3日の期間中に開催)や「成人おめでとう割」を来年1月12日に開催する。2005年4月2日〜2006年4月1日までに生まれた2026年成人式対象者に限り、フリータイム入館料を一律20円とする。新成人を祝うともに、若者におふろ文化をあらためて体験してもらう場を提供したいという地域貢献の意味もある。



