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【一級建築士事務所 SAKAKI Atelier】「永く愛される建築」目指し、丁寧な設計を

2014/08/20 [08月20日号掲載]

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一級建築士事務所SAKAKI Atelier〈サカキアトリエ〉(静岡市葵区安東2─10─34─8─2F、戸川賢木代表)は、「住んでみて、自分のものだけだという価値ある住宅、そして永く愛され続ける建築」を目指す。大手ハウスメーカを退職し、今年4月に事務所を開設した。

 「建築物は使用する人はもとより、周辺を取り巻く人々の好意や認知をもって初めて存在価値が生まれ、好意や認知の継続が建物自身の寿命に比例するのだと思います。多くの資源を要して生まれる建築は、人間の生産する商品として消費するのではなく、永く愛されることによって、永くあり続けることが大切」と語る。それを実現させるために「多岐に亘る物事への配慮・熟慮した上での丁寧な設計」を心掛ける。

 

住まいづくりで大切にしたい11のこと

 同事務所では、住まいづくりについて「大切にしたい11のこと」を定めている。「最低限の住宅性能として守るべきこと」「直観的な心地よさ・美しさ」「居どころづくり」「自然と共に」「時の流れを感じる」などだ。大切なことを「11」にまとめたのは、「10の満足より更にその先へ」という想いからくる。「一緒につくった住まいを大好きになって、楽しんで生活を送ってほしい」と戸川氏は願っている。そして「建てることに対する思い・悩み・喜びを共有し、形にしていけるパートナーで」であることが、建築家として重要な要素だと考えている。

●問い合せ、054・246・1666