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【静岡県中部地域スポーツ産業振興協議会】スポーツ関連新産業の創出を図る 「まずはサッカーでビジネスモデルを」

2015/03/20 [03月20日号掲載]

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静岡県中部地域にスポーツ産業のビジネスモデルを起こし、産業活性化や地域経済発展につなぐことを目指す団体が2月に設立された。

 静岡県中部地域スポーツ産業振興協議会(渡部晋会長)は、官民一体となってスポーツ産業の創出を目指す任意団体。愛称は「SMATT・SC(スマット・エスシー)」と定めた。設立時の会員数(法人・個人含む)は25名、地域企業の代表や有志個人、行政機関等が名を連ねる。まず地域でさかんなサッカーに関連するビジネスモデルを立て、順次他のスポーツへと応用していくことを目指す。

 静岡県の望月誠理事は設立総会で「野球やサッカー、バスケなど、地域スポーツがさかんな静岡県。温暖で食や資源に恵まれ、交通アクセスも良い。地の利を生かした産業のひとつとして、スポーツは有効に機能するはず。さまざまなアイデアを結集させましょう」とあいさつ。会長に就いた渡部晋氏は「スポーツを通じてさらに交流が広まり深まっていくことを目指したい」と話していた。

 2月28日にはキックオフイベントIN藤枝を藤枝総合運動公園で開催。清水エスパルス・藤枝MYFC・アスレジーナなど県中部地域のスポーツクラブ所属コーチによるキッズサッカースクールを行い、また小学生女子交流試合、静岡対藤枝の若手経営者チームによるエキシビションマッチ、展示・物販ブースなど、今後につなぐ内容のイベントを実施した。