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【ITロボット塾】次世代のIT技術者を育成する“ITロボット塾 静岡校”が開校

2016/02/20 [02月20日号掲載]

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 小・中学生を対象に、次世代のIT技術者を育成する㈱ITロボット塾(浜松市中区砂山町348─12、福地三則塾長)は、“ITロボット塾静岡校”を開校する。JR静岡駅から徒歩5分圏内の貸し会議室を教室にする予定で、4月から毎週土曜日に授業を行う。1クラス12人の定員で、授業の時間は1コマ80分。

 福地社長は「世界的な企業が欲しがる優秀な人材を育成し、輩出することが私どもの使命だと考えています。結果として、日本の未来や国益にとって必ず役に立つ」と意気込む。数年後には、モノのインターネットと言われるIOTによって、あらゆる製品がインターネットに繋がり、世界的にもAI(人工知能)の技術開発が激化するなか、優秀なプログラマーや技術者であれば、世界を舞台に活躍することも夢ではない。「米国をはじめ、中国や韓国でも親が率先して子ども達にITを学ばせているが、日本では親御さんの理解を含め、残念ながらグローバルスタンダードな学問として認知されていないのが現状です」と、福地社長は現在の状況に警鐘を鳴らす。

 ITロボット塾では、玩具メーカーのレゴ社が開発した組立キットを使い、実践的にITを学ぶ。ほかにも英語や算数、理科の授業があり、対象は小学2年生から中学2年生まで。授業は週1回で、1カ月に4回行われ、浜松校では計12クラス、約100人の生徒が在籍する。福地社長は、海外とのレベルの差がますます広がっていくことに危機感を抱き、組織的なプログラミング教育の必要性を感じていた。今後は教材や講師育成のプログラムを早急に確立し、静岡校が成功すれば東京や名古屋、大阪などの大都市にITロボット塾を開校する。「10年後には全国に15カ所、1500人まで生徒を増やしたい」と期待を寄せる。また、“静岡校”の体験・入学説明会を2月末から3月に開催する予定で、準備を進めている。

問い合せ、053・413・2300 http://itrobot.jp