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【オレンジハウス】 金融機関を住宅にリノベーション! 遊休資産活用の一例、内覧会も開催

2016/10/05 [10月05日号掲載]

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㈱オレンジハウス(静岡市葵区幸町4─18、中戸川豊社長)は、地元信金の支店だった築20年の建物を住居にするという、ユニークなリノベーション工事を現在手がけている。10月中旬の完成を目指しており、22日~23日には現地で内覧会を開く予定だ。

 同社に『金融機関の建物を所有することになったが、できればここに住みたい。住居に変更できないか?』と富士市在住の人からリノベーションの相談が舞い込んだのが今年4月末。県内各住宅会社のHPを調べた結果、オレンジハウスなら自分たちのライフスタイルを実現してくれそうだと思い聞いてみたという。建物は2階が5LDKの住居、1階は今はスケルトンのままだが、将来は自転車で立ち寄れるサイクリングカフェを構想中だ。

 設計を担当したデザイナーの岡田夏実さんは「一般住宅のリノベーションとは違った難しさもありましたが、お施主さまのご希望に添った個性的なお住まいになりました。今回の施工例のように、建物を生かすには売却する以外にも住居にしたり、貸テナントや賃貸住宅にしたりといろいろな方法があります。お施主さまとご一緒に最適な方法を考えていきますので、使命を終えた遊休資産の活用でお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください」と話している。なお内覧会は専用サイトで申し込み受付中。

http://www.shizuoka-chuko.com