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地域活性化

【CSAtravel】分散型ホテル事業『ビル泊Ⓡ』がいよいよオープン

2020/03/20 [03月20日号掲載]

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 静岡市の中心市街地に点在する商業ビルの空きフロアを活用した分散型ホテル事業『ビル泊Ⓡ』がオープンする。同事業を手がける㈱CSAtravel(静岡市葵区御幸町3─21)の小島孝仁社長は、「地方都市にこそ必要なのは上質なモノの目利きができ、お金を落としてくれる旅行者ピラミッドの上層部の人たち。『ビル泊Ⓡ』では用宗の古民家をリノベーションした宿泊施設『日本色』と同じく、上質を求める旅慣れた旅行者をメインターゲットとしながら、一方では地元企業を中心に新規事業のプロジェクトなどを立ち上げる研修施設としての利用も提案していきたい」と話す。

 例えば地元企業が利用する場合、チェックインの15時から1部屋に集まって120インチのホームシアターを使ったミーティングを行い新規事業のアイデアを練る。夕方にはリフレッシュして食事や温泉を愉しみ、夜からミーティングを再開。朝は散歩をして朝食を味わい出社するといった利用法もある。首都圏などの県外企業の研修利用もあるため、潜在的ニーズは必ずあると分析する。

 国内外を問わず重要な取引先の経営者や経営幹部の接待のほか、首都圏などの大都市から訪れる取引先などにも、地方都市ならではの印象深い思い出を提供できると考えている。一日目は『ビル泊Ⓡ』で地方都市ならではのローカルさを楽しんでもらい、二日目は『日本色』で用宗ならではのロケーションや海と山の幸を味わってもらえる宿泊プランなどを提案していきたいと考えている。

 「旅慣れた経営者であれば、国内・海外を問わず記憶に残る旅先の思い出が必ずあるはず。いよいよオープンする『ビル泊Ⓡ』はもちろん、『日本色』ともに、これまで体験したことのない、忘れられない静岡での宿泊体験を提供することができる」と意気込む。

  • 問い合せ、054・257・5111