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【木内建設】木内建設グループの次なる100年に向けた社内体制の構築を目指す

2020/07/20 [07月20日号掲載]

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 木内建設㈱(静岡市駿河区国吉田1─7─37、木内藤男社長)は、202

1年1月に創業100周年を迎える。昨年からスタートした第6次中期経営計画では、次なる100年に向けて『NEXT100』とし、経営目標を“お客さまの期待を超えた満足を提供し、さらに信頼され存在感のある木内建設グループを目指します”とした。「そのためには、さらなる品質の向上や業務の効率化を通じて、お客さまのニーズにマッチした的確な企画力やコスト競争力を向上させながら、お客さまからの大きな信頼を獲得していきたい」と木内社長は話し、「それと同時に、弊社の企業理念でもある従業員の生活向上や企業の社会貢献・BCP対策など、“働きやすく、魅力のある建設産業”を目指したさまざまな投資も積極的に行っていきたい」と気を引き締める。

 まずハード面では、本社ビル建て替えによる無線LAN環境下でのワーキングスタイルの見直しや、複数のテレビ会議室を利用して支店や現場との連携を密に行う。新型コロナウイルスの感染拡大防止も見据えながら、すべての社員を対象としたノートPCの導入などによるテレワークを推進する。ソフト面では、設計・施工・維持管理など、多種多様な場面で活用できるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の拡充を進めながら、施工現場支援ソフトなどの導入によって、現場における施工精度を高め、さらなる顧客満足度を図る。

 人材育成においては、一級建築士をはじめとする各種資格取得(建築・土木の各施工管理技士や宅建、経理事務士など)のための支援をはじめ、従業員を対象に継続的な研修の実施による職務遂行力や応用力といった多彩な能力開発と生産性向上のための技術力取得の支援などに注力する。「まずは来年の創業100周年に向けて、着実な成長を目指す」。