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【日本自動車販売協会連合会静岡県支部】サポカー普及へ国交省、県警と連携協定を締結

2020/08/05 [08月05日号掲載]

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 日本自動車販売協会連合会(自販連)静岡県支部(芹澤正明支部長)、国土交通省静岡運輸支局、県警は7月13日、安全運転サポート車(サポカー)の普及・啓発に向けた協定を締結した。

 3者が連携してサポカ—のメリットを周知する。自販連の芹沢県支部長、国交省静岡運輸支局の古橋由忠支局長、県警の岡野津代志交通部長が協定書を交わした。

 自販連県支部は、普及活動用の車両手配など、国交省静岡運輸支局はサポカ—に関する情報提供、県警は交通安全講習会への受講呼びかけや県内の交通事故発生状況などの情報提供など行う。

 サポカ—とは、自動ブレーキ機能に加えてペダル踏み間違い防止時加速抑制装置などの安全運転支援装置を搭載している車のこと。高齢化が進み、高齢運転者の誤動作による交通事故が多く報告されるようになった。このような事故を防止するため、経済産業省と国土交通省の指導のもと、各自動車メーカーによる安全運転に関する研究が進み、さまざまなサポカ—が相次いで発売されている。

 自販連静岡県支部は、県内の東・中・西部地区の3会場で「サポカ—&福祉車両フェア」を開催している。県内の各自動車ディーラーが、先進安全装備が装着されたサポカーや福祉車両などを展示し、先進安全機能や福祉車両のPRを行っている。同イベントは車両展示のほか、車に親しんでもらうため、バス安全乗車教室、子供電動カー、ラジオ番組の公開録音など、さまざまなプログラムで会場を盛り上げている。