静岡の企業情報

社会貢献

【アートコネクトしずおか】アートを通じて、障がい児者や病と闘う子ども達に喜びと社会参加の場を提供したい

2022/02/20 [02月20日号掲載]

Pocket

 特定非営利活動法人アートコネクトしずおか(静岡市葵区伝馬町8─10藤江学園ビルB1)は、アートを通じて障がい児者やがんなどの病と闘う子ども達の自立を支援し、地域社会や地元企業をつなぐ社会貢献活動を行っている。2017年5月の発足ながら、障がい児者に寄り添い、その家族に対しても精神的なケアを考えながら真摯に取り組む地域貢献事業が評判を呼び、社会課題の解決に取り組む企業やNPOに関心のあるZ世代と呼ばれる若者からも確かな支持を得ている。

 理事の遠藤次朗氏は「彼らの持つ純粋で無垢な人間性や感性、そして唯一無二の独創的なアイデアと嘘偽りのない表現力に一瞬で心を奪われました。しかし、障がいがあるが故に、彼らの活躍の場や発表の場はとても限られた場だけになってしまっている現状を知り、この状況を皆さまと一緒に考え、打開していきたい」と言う。

 これまでにも、就労継続支援B型事業所と学生、デザイナーが共同でモノづくりに取り組む“授産品販売促進支援プロジェクト”(静岡市障害福祉企画課協働事業)や、病や障害と闘う子ども達へ芸術を届けるプロジェクトを県内障害者施設、静岡県立こども病院、国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター、静岡済生会療育センター令和、浜松医科大学医学部付属病院などで開催した。

 アートコネクトしずおかに参加するメンバーは、デザイナーやアーティスト、専門家、大学生・専門学校生・高校生などで構成され、行政の支援や企業・団体からの善意によって支えられている。ここに日本型の社会貢献事業がビジネスモデルに直結しないもどかしさがある。過度な利益を追求しなくとも、社会貢献事業として継続できなければ意味がない。この地域を本気で住みよい街にするためにも、CSR(企業の社会的責任)やSDGsに根ざした地元企業の理解と賛同がなければ成り立たないことを多くの経営者に知ってもらい、賛同してほしい。

  • 問い合せ、054・204・0320