ガレージプラス㈱（岩崎和之社長）が運営するリラクゼーションサロン『ＲＥＬＡＸＰＬＵＳ＋』（静岡市葵区沓谷６─11─17）は、県内東部地区や神奈川・山梨・愛知など、近県の大型温浴施設と提携し、『ＲＥＬＡＸＰＬＵＳ＋』の多店舗展開を計画している。現在、沓谷にある直営店のほか、静岡市内では葵区安西や清水区沼田町、焼津市にも西小川にＦＣ店を展開する。コロナ禍の厳しい時期を乗り越え、スタッフも30人規模にまで拡大した。
顧客は地元中小企業の経営者をはじめ、個人事業主や医療従事者などが癒しを求めて足繁く通う。みずからも施術をしながら、４店舗の運営を統括するゼネラルマネージャーの小山尚子さんは、「個々の頑張りが報われる給与体系や、スタッフがいきいきと働ける雇用の場を創出していきたい」と話す。日本人ならではの“おもてなしの心”を大切にしたホスピタリティ精神で、将来的には海外展開も視野に事業展開をはかる。
小山さんは、著名人や有名スポーツ選手を顧客に持つ都内のリラクゼーション業界大手で、経験を重ねた。そこで女性がいきいきと輝ける業種であることを確信していた小山さんは、地元静岡にもどり、縁あって岩崎社長が立ち上げた『ＲＥＬＡＸＰＬＵＳ＋』の創設メンバーとして参画した。「この仕事は、いくら施術が上手くてもお客さまに対する心配りができなければ、続けていくことは難しいと思います。お客さまの心をしっかりと掴んで、身体を癒して感謝されてこそ一人前のセラピストの証です。シングルマザーのスタッフも働いていますので、会社としても物心両面から手厚いサポートをしながら、スタッフ1人1人が当たり前に活躍できる環境を整えていきたい。そして、多様性を力に変え、それを企業価値につなげていきたい」と話す。
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