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【大塚園】誉富士の酒粕ジャムを使ったキャンディ 酒造米生産者が開発、販売へ

2015/05/05 

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 自園栽培のミカンを絞った“100%ぜんぶみかんジュース”を始め、無農薬栽培茶や酒造米・誉富士などの生産・販売を手がける大塚園(藤枝市助宗1655、大塚克明代表)は、誉富士で製造した日本酒の酒粕をジャムに使ったキャンディ“おとなのキャンデー・酒丸くん”を4月に発売した。60g入り250円。

 キャンディは、2013年にスタートした藤枝市の農商工連携・6次産業化推進ネットワークの“藤枝SAKENOMICS(サケノミクス)プロジェクト”から生まれた商品で、酒粕は地元蔵元の㈱志太泉酒造(藤枝市宮原423─22─1、望月雄二郎社長)が提供、藤枝市のキャンディメーカー、㈱甘信堂製菓(藤枝市築地663─1、澤本みさお社長)が製造を手がけた。酒粕のジャムを水飴と砂糖でコーティングしたユニークなキャンディで、「あまり甘すぎず、食べやすいようにすっきりとした後味にしていただいた」(大塚さん)という。アルコール成分は含まないので、子どもでも安心して食べられる。大塚園と甘信堂製菓はともに藤枝市の農商工連携・6次産業化ネットワークのメンバーで、昨年7月には大塚園で収穫したブルーベリーを使って藤枝MYFCのオフィシャルキャンディを商品化した経緯がある。

 大塚園では今後、藤枝市内の温泉施設や土産物販売店、酒販店などを中心に販路開拓を進めていく。

問い合せ、054・641・6325